ティーパックなどのダイエット茶とは違います。
日本でもよく目にするようになってきたプーアル茶ですが、製造方法の違いにより「熟茶(じゅくちゃ)」と「生茶(なまちゃ)」という種類に分けられます。
熟茶は茶葉の発酵を人工的に行うことで、急速に熟成を進め完全発酵させたプーアル茶。 茶葉の色は生茶に比べ黒っぽく、お茶は赤茶色。経年熟成させても生茶のように大きく変化することがないのが特徴です。一般的に熟茶は安価であり、市販のダイエット茶などはほとんどがこの熟茶です。プーアル茶は飲んだことがあるけど、カビ臭くて苦手という方はこの熟茶を飲んでいるというケースが大半です。
これに対して、生茶はプーアル茶本来の特徴を活かし、長い歳月をかけ自然発酵により熟成させたプーアル茶です。 伝統製法で本来のプーアル茶の形ともいえる生茶は、日本でも飲まれている方は少ないでしょう。
生茶は大変貴重で、何年もの間保存熟成させたものは陳年物などと呼ばれて珍重されます。 熟成されるにつれてまろやかな味わいになり、香りも陳香(チンカ)と呼ばれる独特の香りが出てきます。 年数を重ねたものは価格も非常に高くなります。
木の舟で提供するプーアル茶はこの生茶です。
貴重で美味しいプーアル生茶を提供しています。
生茶を10年以上寝かせたプーアル茶?
プーアル生茶の製造後10年寝かせたものは老茶と呼ばれます。老茶の香りは非常に濃厚で味わい深く、水色は茶褐色です。老茶は大変貴重で、市場では大変高額で取引されており、歴史的にはプーアル茶バブルというプーアル茶価格の高騰を引き起こしたこともあります。このようにプーアル生茶はワインのように長い年月をかけて熟成させることで香りや味わいの変化を楽しむことができることから「飲める骨董品」と呼ばれることもあります。
品質と飲みやすさを追求したお茶
だから私は木の舟のプーアール茶